木造住宅でプレカット率が上昇していると言われていますが,どうしてなのでしょうか?
神戸の大震災後の復興のときにこの地区において一気にプレカット率が上昇したのがよい例ですが,工場で前もって継手や仕口のプレカットを行なうことにより,建設現場での作業量が少なくて済みますから,人手を省くことが出来,また,工期も短縮できます.震災後のように,早く建てないといけない,また,人手が足りないところでは,プレカットは不可欠だったことが容易に理解できますね.この他,工場で精度よく高速で機械加工することができ,省力化できるとともに,建設現場に加工の熟練工がいなくてもよいなどのメリットがあります.
(MM)