木材は乾燥するほど強くなる(人工乾燥を含めて)とよく言われますが,一方ではあまり乾燥させると,本来木材が持っている「樹脂」も水分と一緒に放出してしまうので,かえって強度が落ちてしまう,と言う人もいます.どちらが正しいのでしょうか? 混乱しています.また木材の種類によっても異なるのでしょうか?
通常家具用であれば10%程度まで乾燥させるので,おっしゃるとおり乾燥するほど強度はアップします.建築用でも同じです.ただ,乾燥の際,速く乾燥させるため非常に高い温度を用いると劣化して強度が下がることがあります.が,一般には乾燥するほど強度は上がると考えていただいて結構です.
(KN)