令和3(2021)年10月に木材利用促進法の内容が改定されました.
公共建築物から一般建築物へ木材利用の促進対象が拡大され,木材の利活用への関心が今後さらに高まることが期待されています.
本セミナーでは,2020年3月改訂のテキスト『木の力』を使用して,住宅材料としての木材・木質材料の魅力(=人と環境への優しさ),体力(=建築材料としての優秀性),底力(=潜在能力と将来性)を,図・表をふんだんに用いてわかりやすく解説いたします.
今回は「木材の基礎知識」をベースに,「木質材料あれこれ」「木材と住環境」「木材に関する最近の政策・動向」をテーマに取り上げます.このセミナーを通じて,木材の魅力に触れ,木材の良さを再認識して,適切な使い方を考えていただけると思います.
多数のご参加をお待ちしております.
令和5(2023)年11月13日(月) 13:00~17:00
オンライン(Zoomミーティング)
300名
令和5(2023)年11月2日(木) ※定員になり次第締切らせていただきます
テキストが必要な場合
日本木材加工技術協会会員,後援団体関係者:2,500円,その他:3,500円
テキストが不要な場合
日本木材加工技術協会会員,後援団体関係者:無料, その他:1,000円
「テキストが必要な場合」の参加費にはテキスト代および送料を含みます.
(テキストは2020年3月に改訂され,それ以前のものと内容が大きく異なります.)
三菱UFJ銀行玉出支店 普通口座 0117266
(公社)日本木材加工技術協会関西支部
※恐れ入りますが,振り込み手数料をご負担下さい
令和5(2023)年11月7日(火)
参加費の振込みの確認をもって受付完了となりますのでご注意ください
お振込確認後にテキストの発送を準備いたします
テーマと概要 | 講師 |
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木材の基礎知識(テキスト第1章) | 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 古田裕三 |
樹木は,樹体を支え,風雨に耐え,光獲得競争に勝つべく進化を遂げてきました.従って,木材を合理的・合目的に利活用するためには,樹木の基礎的性質を知る必要があります.本講演では,樹木の立場から木材の基礎的性質(組織的・物理的性質)を概説します. | |
木質材料あれこれ(テキスト第3章) | 京都大学生存圏研究所 梅村研二 |
木質材料には合板やパーティクルボード,ファイバーボード,集成材,LVLなど様々な種類があり,面材料や軸材料として適材適所で使用されています. ここでは,それらの各材料の基礎的な特徴について分かりやすく説明します. |
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木材と住環境(テキスト第6章) | 京都大学大学院農学研究科 仲村匡司 |
木材を住環境で上手に使うためには,人に対する「木の良さ」を引き出す必要があります.ところが,肝心の「木の良さ」が実は曖昧で,うまく説明するのは至難の業です. ここでは,木があたたかいのはなぜ? 木の呼吸って何? 人は木のどこを見ている? など,身近な「木の良さ」について解説します. |
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木材に関する最近の政策・動向(別冊付録8章) | 林野庁林政部企画課 中村 誠 |
森林・林業白書を基に,日本における木材産業の動向を踏まえ,建築物等における木材利用に対する政策等に関して近年の動向を概説します.また,国際的な視点から国産木材の需要や今後の展望に関してその可能性を述べます. | |
都合により順番・内容が変わることがございますので,あらかじめご了承ください |
受付終了
(公社)日本木材加工技術協会関西支部
(一社)日本木材学会
(一社)大阪府木材連合会
(一社)京都府木材組合連合会
兵庫県木材業協同組合連合会
奈良県木材協同組合連合会
滋賀県木材協会
和歌山県木材協同組合連合会
(公社)日本木材加工技術協会関西支部事務局(朝日ウッドテック(株)内)
TEL:06-7176-1741 FAX:06-7176-1742
メール:wtak2020***wtak.jp (***を@に変えてください)