(社)日本木材加工技術協会関西支部
木材・質プラスチック複合体研究会 平成17年度会員募集要項 |
1. 研究会の名称 |
『木材・プラスチック複合体研究会』(略称WPC研究会) |
2. 17年度活動計画 |
- 活動方針
市場から認知されているWPCは,充填する木質材料の配合割合に幅があり,現在主として上市されている大半は木質材充填率が50%程度の製品です.一方,近年ヨーロッパを中心として開発が進んだ木質材充填率が80%を超えるWPC商品及びその生産技術も注目され実用化の段階にきています.現時点で充填率が50%前後のWPCと80%程度のWPCとを比較すれば,素材性状の違いはありますが,バインダーとする樹脂の種類,成形方法等に共通点も多く,一括して社会の認識拡大を図る重要性が増していると考えられます.
そこで,今後「木材・プラスチック複合体研究会」は,木質材充填率に拘わらずWPCを広義に捉え,研究会会員の皆様により広く有益な情報をご提供できる活動を行うと同時に,WPC啓蒙普及のための公益性の高い団体を目指します.
- 活動内容
- 技術情報および市場情報を提供できる講演会の実施:2回/年予定,有料,会員は参加料割引
- 会員向けの技術情報の発信:海外を含む技術・文献情報を調査し,年2回程度抄録集として配布(正会員へ無料配布,準会員および個人正会員は有料)
- WPCの体系化に関する調査および基礎研究:調査結果および成果を講演会資料として配布
- 市場普及・啓蒙を図るため関連業界および広く社会への情報発信と各業界への調査:普及・啓蒙資料は全会員に無料配布,併せて,各社における普及啓蒙活動を推進するための技術資料冊子の発行(現在計画段階;企業正会員無料,準会員および個人正会員は有料の見込み)
- 組織構成
当研究会を,WPC全般に関し高い公益性を持つ活動団体とするために次のような支援組織を設置する
- 研究会活動に対し,広くWPCとその周辺技術に詳しい各界の有識者を中心とした「アドバイザリーボード」を設置し,必要に応じて助言を受ける.
- 基礎研究等技術的な活動を支援・遂行する,官学研究機関を中心とした「オフィスメンバー」を設置.
- 産業界が中心となる「ビジネスボード」を設置し,WPCの啓蒙普及に関する活動を推進・支援する.
上記の活動を通じて,日本におけるWPCの急速な普及拡大の実現をはかる産官学が連携した組織とします(下記).
- 主宰
岡本 忠 (近畿大学農学部)
- アドバイザリーボード
遠藤貴士 (産業技術総合研究所中国センター)
樫山晃毅 (シンシナテイ・イクストルージョン日本支社)
金山公三 (産業技術総合研究所中部センター)
川井秀一 (京都大学生存圏研究所)
高橋富雄 (凸版印刷建装材事業部)
中島孝雄 (農林水産省)
西尾嘉之 (京都大学大学院農学研究科)
則元 京 (同志社大学)
原田敏彦 (大阪工研協会,依頼中)
- オフィスメンバー
梅村研二 (京都大学生存圏研究所)
高谷政広 (近畿大学農学部)
仲村匡司 (京都大学大学院農学研究科)
古田裕三 (京都府立大学大学院農学研究科)
松山将壮 (オフィスmama)
吉岡まり子 (京都大学大学院農学研究科)
(澤田 豊 ;支部幹事,京都大学大学院農学研究科)
(和田基一郎;支部幹事,朝日ウッドテック株式会社)
(北山 隆 ;支部幹事,近畿大学農学部)
- ビジネスボード
エア・ウオーター株式会社
永大化工株式会社
株式会社エコウッド
積水樹脂株式会社(依頼中)
前田工繊株式会社(旧ゼオン環境資材(株),依頼中)
松下電工株式会社
ヤマハリビングテック株式会社
YKKAP株式会社
ミサワホーム株式会社(依頼中)
(ミサワホーム社はアドバイザリーボードの可能性もあります)
- 会員
正会員(企業)
準会員(企業)
正会員(個人)
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3. 17年度会費 (平成17年4月1日〜平成18年3月31日) |
- 正会員[企業]:2万円/年(日本木材加工技術協会非会員:3万円)
- 準会員[企業]:1万円/年(日本木材加工技術協会非会員:1万5千円)
- 正会員[個人]:4千円/年(日本木材加工技術協会非会員:6千円)
準会員[企業]および正会員[個人]は,一部のサービス(技術資料冊子など)が有料となります
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会員登録 |
受付は終了しました |
問合せ先 |
〒541-0054 大阪市中央区南本町4-5-10 朝日ウッドテック(株)気付
(社)日本木材加工技術協会関西支部
TEL: 06-6245-9508 FAX: 06-6245-9104
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