国連サミット(2015)において,193加盟国全会一致で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され,国際社会が2030年までに持続可能な社会を実現するための指針として,持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)が設定されました.国に加えて多くの企業や機関がこれに賛同しています.
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でもサブテーマに「持続可能な社会・経済システム」が挙げられており,今後,SDGsに関わる議論と問題解決が重要になると思われます.また,産業界においては,SDGsを達成するための方策のひとつとして,ESG投資†が注目されており,世界のESG投資残額は2,500兆円を超えています.木材産業においても例外ではなく,多くの上場企業がESGの観点から統合報告書を整理しています.
†従来の財務情報だけでなく,環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資.
本ワークショップでは,SDGs,ESGの観点から,持続可能な社会の実現に向けて,木材産業が果たすべき役割について,ディスカッションしたいと考えています.
また,日本木材加工技術協会関西支部早生植林材研究会では,持続可能な木質資源として早生樹に注目し,地域社会の活性化に貢献できる早生樹林業として荒廃農地へのセンダン植林を検討してきました.近畿中国森林管理局においてもセンダンの植栽試験に取り組んでいます.これまでの活動を紹介するとともに,センダンなどの早生樹林業から持続可能な社会の未来像を考えてみましょう.
令和元年7月19日(金) 13:30~
大阪港木材倉庫株式会社 会議室
〒559-0025 大阪府大阪市住之江区平林南1丁目1-52 TEL:06-6685-0561(代表)
(OsakaMetro南港ポートタウン線(ニュートラム)平林駅 北へ徒歩8分 詳しい地図)
70名(先着順)
令和元年7月12日(金)(ただし,定員に達し次第,受付を終了します)
無料(情報交換会※を除く)
※情報交換会に参加希望の方は,参加費(4,000円)を当日受付でお支払い下さい.
13:30 | 開会挨拶 | 近畿中国森林管理局 髙野浩文 |
13:40 | SDGsに貢献する木材産業 | 東京大学教授 井上雅文 |
14:50 | センダン植林の過去・現在・未来 | 京都大学講師 村田功二 |
16:00 | 総合討論 | |
16:40 | 閉会挨拶 | 平林会理事長 村上高兒 |
17:00 | 情報交換会(参加される方は参加費4,000円を当日お支払いください) |
終了しました
(公社)日本木材加工技術協会関西支部早生植林材研究会
林野庁近畿中国森林管理局
(一社)平林会
公益社団法人 日本木材加工技術協会関西支部 事務局
〒590-0987 大阪府堺市堺区築港南町4番地 日本ノボパン工業株式会社内
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