最新木質建材[二次加工品系]
401 塗装コンクリート型枠用合板
resin-coated concrete-form plywood

説明  コンクリートの型枠として耐水性のある(JASタイプI)合板が使用されますが,型枠をばらした時にコンクリートからの離型性が悪く,
  • 合板表面にコンクリートが付着している
  • 合板表面が剥離する事がある
などの理由で,転用回数が限られています.
 塗装コンクリート型枠用合板は,表面に強靭で平滑な樹脂塗膜を形成することにより,コンクリートからの離型性をよくし,型枠としての転用回数を 10回以上になるように設計されたものです.一般のコンパネよりも割高ですが,使用回数が増えてトータルコストは安くなります.
一般的な製法  合板の表面にナイフコーターで樹脂をすり込み凹部をなくします.さらにサンディング後,ロールコーターで樹脂を塗布して,より平滑に仕上げます.樹脂には純度の高いウレタン系樹脂を用います.
規格
  • JAS「合板の日本農林規格」の中の「コンクリート型枠合板」
特徴
  1. 塗膜が強靭
  2. 離型性がよく転用回数が増える
  3. 耐化学薬品性に優れる
  4. 耐水性のある合板(JASタイプI)
種類
  • 12mm×3'×6' (900×1800mm)
  • 12mm×2'×6' (600×1800mm)
  • 12mm×2'×8' (600×2400mm)