木表,木裏て何ですか?
例えば今,杉の丸太があるとしましょう.それから厚み10mmの板目の板(中心の髄を含まず)を製材した場合,板の樹皮側の面を木表(木に日光の当る側.表側),板の髄側の面を木裏といいます.
乾燥された板であっても長い間使用していると,木表側を凹に木裏側が凸に反りがちです.
従って,和室の天井板(昔は杉の無垢材が使われていた)において,室内側に木裏を使うと,住んでいる人を圧迫するように室内側に凸に反ってきます.それがきらわれて,必ず室内側に木表がくるよう,施工されるようになりました.
その為,突板製品であれ,プリント製品であれ,天井板は木表の柄になっています.(TT)