ヒノキなどの木材は、伐採後2~300年後も強度が増す・・・といわれています.どんな要因が働いてそうなるのですか?
木材中のセルロースの結晶化度が200~300年ほどは上がってゆくので、それに伴って木材の強度もわずかながら増加してゆくと考えられています.
オールド・バイオリンがよい音がでるのも、200~300年は結晶化度が上がって、弾性率が高くなりかつ振動時の内部損失も小さくなるためであろうと考えられています.(
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