ウッドサイエンスセミナー

木材の魅力・体力・底力

終了しました

「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律(木材利用促進法)」が「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に改正され,この10月1日に施行されます.
この法改正により,木材利用促進の対象が公共建築物から建築物一般に拡大されるため,木材活用に対する関心が今後さらに高まることが期待されています.
本セミナーでは,住宅材料としての木材・木質材料の魅力(=人と環境への優しさ),体力(=建築材料としての優秀性),底力(=潜在能力と将来性)を,図・表をふんだんに用いてわかりやすく解説いたします.
このセミナーを通じて,木材の良さを再認識して頂けると思います.

日時

令和3年11月19日(金) 13:00~16:30(12:30より受付)

開催方式

オンライン(Zoomを使用)

定員

300名

申込締切

令和3年11月10日(水) ※定員になり次第締切らせていただきます

参加費

2,500円 日本木材加工技術協会会員,後援団体関係者
3,500円 その他

 上記の参加費にはテキスト代および送料を含みます.
 (テキストは2020年3月に内容を改訂しました.過去のセミナーのものと大きく内容が異なります.)

参加費振込先

三菱UFJ銀行玉出支店 普通口座 0117266
(公社)日本木材加工技術協会関西支部
※恐れ入りますが,振り込み手数料をご負担下さい

参加費振込期限

令和3年11月12日(金)
 参加費の振込みの確認をもって受付完了となりますのでご注意ください
 お振込確認後にテキストの発送を準備いたします

セミナーコンテンツ

テーマと概要 講師
木材って難しい材料? 木材の基礎知識 京都府立大学
古田裕三
木材は,樹木から得られる生物材料であり,人間が建材や家具などに利活用するには,その性質を生物・物理学的に理解する必要があります.
ここでは,生物材料である木材を樹木の観点から概説したうえで,その知見をもとに木材の様々な物理的性質について解説します.
木肌の温もりって何? 木材と住環境 京都大学
仲村匡司
木材を住環境で上手に使うためには,人に対する「木の良さ」を引き出す必要があります.ところが,肝心の「木の良さ」が実は曖昧で,うまく説明するのは至難の業です.
ここでは,木があたたかいのはなぜ? 木の呼吸って何? 人は木のどこを見ている? など,身近な「木の良さ」について解説します.
MDFって何ですか? 木質材料あれこれ 京都大学
梅村研二
木質材料には合板やパーティクルボード,ファイバーボード,集成材,LVLなど様々な種類があり,面材料や軸材料として適材適所で使用されています.
ここでは,それらの各材料の基礎的な特徴について分かりやすく説明します.
木の家に100年住めますか? 木質住宅のメンテナンス 奈良女子大学
藤平眞紀子
わが国では,古くから住まいの材料として木材が使われてきました.私たちは住まいが安全で快適な場となるように,また,その状態を維持できるようメンテナンスを行っています.
ここでは,木材の劣化,保存処理,木質住宅のメンテナンスについて説明します.
木を使ってもいいんですか? 木材と地球環境 京都大学
村田功二
地球の肺とも言われるアマゾン熱帯林が破壊され,気候変動への影響が懸念されていますが,日本でも森林の劣化が問題となっています.
日本では森林を適切に管理しながら木を切って使う必要があることを説明します.
以上の5テーマについて 豊富なカラー図版を用いて平易に解説したテキストをお送りします

参加申込

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主催

(公社)日本木材加工技術協会関西支部

後援(順不同)

(一社)日本木材学会
(一社)大阪府木材連合会
(一社)京都府木材組合連合会
兵庫県木材業協同組合連合会
奈良県木材協同組合連合会
滋賀県木材協会
和歌山県木材協同組合連合会

問合せ先

(公社)日本木材加工技術協会関西支部事務局(朝日ウッドテック(株)内)
 TEL:06-7176-1741 FAX:06-7176-1742
 メール:wtak2020***wtak.jp (***を@に変えてください)

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